気晴らしに猿払まで
稚内から国道238号(オホーツクライン)を約50キロ南下し宗谷郡猿払村浜猿払の街までドライブに。
昭和20年8月20日、終戦5日後に、樺太真岡郵便局で9人の乙女たちが
「皆さん
これが最後です
さようなら さようなら」 と最後の言葉を残し殉職した。
その電話回線が、樺太から宗谷海峡海底を約120数キロ経て浜猿払海岸の郵便局まで続いていたのだ。
昭和9年12月11日、北海道と樺太を結ぶ海底ケーブルが設置され、以来30年間その大きな役割を果たしたのだ。
稚内公園にある「九人の乙女の碑」は地元の人は勿論、観光客にもよく知られているが、受けた電話が浜猿払の郵便局であった事は、余り知られていないと思う。
樺太と北海道を結ぶ猿払電話中継所跡 ↑ 海中に引かれたケーブル →