負けてもゴミ拾い…
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本対コートジボワール戦の観戦を終えた日本人サポーターが、客席のごみを片づける画像が世界に広まり、各国の主要メディアから称賛されていると。
 ブラジルの有力紙「フォーリャ・デ・サンパウロ」(電子版)は15日、北東部レシフェで14日行われた試合の終了後に始まったゴミ拾いについて、「日本は初戦を落としたが、礼儀の面では多くのポイントを獲得した」と報道した。
 英紙インデペンデント(電子版)は16日、「日本の観衆がワールドカップの会場でゴミを集めたことは他国のサッカーファンにショックを与えた」と伝え、ゴミ拾いの様子の写真2枚も掲載した。
 韓国の聯合ニュースは16日、日本人サポーターについて「敗北 の衝撃に包まれながらも、破壊的な行動をせず、ゴミを拾い始めた」と指摘。画像は、中国のインターネット・ニュースでも伝えられ、国営新華社通信の中国版 ツイッター「微博」には、「中日関係は落ち込んでいるが、日本のいい伝統は学ぶ価値がある」などの書き込みがあった。
 いずれも、日本人の素晴らしい気質を報じたもので、あらゆる面でもっともっと大切にしたいと思っている。
 読売新聞ニュースより