日産がEVで 国内販売の10%目標
 自動車メーカーの間で環境性能を高めたエコカーの開発競争が激しさを増すなか、日産自動車は、2020年度までに国内の電気自動車の販売を全体の10%まで増やす目標を打ち出した。
 日産は平成22年から電気自動車「リーフ」を国内で販売しているが、昨年度、日産の電気自動車の販売は全体の2.3%にとどまっている。
 日産は電気自動車の課題となっている走行距離の短さを改善するため、バッテリーの容量を増やして走行可能な距離を228キロから280キロに伸ばした新型車を12月から販売するほか、軽自動車サイズの電気自動車の投入を計画するなどして販売台数を増やしたいとしている。