イチイの大木伐採することに
 池田町にあるワイン城前庭のシンボルツリーとして親しまれている2本のイチイの大木のうち、1本が台風で大きく傾き、倒れる危険が高まったとして、町ブドウ・ブドウ酒研究所は近く伐採することを決めた。
 イチイは、ワイン城完成翌年の1975年に町内の業者が寄贈したもので、樹齢1,500年と伝えられている。傾いたイチイは高さ約8メートル、幹回り約3メートル。枝は北半分にしか生えず、幹に空洞があるなど傷んでいた。8月17日の台風7号の強風で大きく傾き、樹木医が「根が浮き上がり、大人が1人で押せば揺れるほど不安定で、かなり危険」と診断。維持するには大掛かりな工事が必要なことから、修復を断念したとの事。
 どうしんウェブより