KouichiO2016-11-12

アライグマ127匹捕獲
 特定外来生物のアライグマによる農業被害が全道的に広がる中、稚内市農政課によると、2014年度の捕獲数は20匹だったが、昨年度は80匹と、4倍に増加。本年度は郡部での捕獲が特に目立ち10日現在で127匹までに。
 牛の食べ残しの配合飼料を狙って牛舎に入り込むケースもあり、昨年度の市内のアライグマによる農業被害額はデントコーンなど約80万円だった。
 酪農家にとっては、アライグマが半冬眠であまり活動しなくなる冬場も脅威となる。サイレージ(発酵飼料)にするためビニールで覆っている牧草ロールを冬の間寝床にする為、ビニールを破られると牧草ロールは酸素に触れ、発酵が遅れたり廃棄物になってしまう。