7年ぶりの野焼き
 稚内市サハリン州ネベリスク市の友好都市締結45周年を記念した「野焼き」が7月28日夜、声問海岸で行われる。
 大韓航空機撃墜事件の犠牲者慰霊の野焼き以来、同海岸で行われるのは7年ぶり。
 工藤広市長が10日の定例記者懇談会で明らかにした。市と市教委が主催する。市によると、28日午後8時に宗谷海峡を挟み、対岸のネベリスク市と同時に火をともす。インターネットなどで両市を中継することも検討しているという。
 野焼きは木材の間に陶器を並べて焼き上げる古来の製法で、30日に窯出しをする。市内の陶芸関係者らが協力する。