木の実の不作で出没増える恐れ
 道は6日、今秋はドングリなどの木の実が不作なため、10〜12月に餌を求めるヒグマの出没が増える可能性があるとの調査結果を発表した。
 道は2005年度から毎年、道内の大学付属演習林などでミズナラヤマブドウ、サルナシ、ブナ(渡島半島地域のみ)の4種の実の豊凶作を調査。「豊作」「並作」「不作〜凶作」の3段階に分類している。
 木の実が不作な年はヒグマの出没件数も増加傾向となる。近年では、不作だった11年10〜12月に前年の2・7倍となる322頭が捕獲された。
 どうしんウェブより