KouichiO2018-11-22

稚内地域資源に認定されている稚内層珪質頁岩
 稚内層珪質頁岩(けいしつけつがん)(稚内珪藻土(けいそうど))を壁材などに使用すると高さや場所によって異なる室内の気温を均一にするという機能が、特許として登録された。
 換気扇などで室内の空気を動かさなくても、珪藻土が空気中の水分子に働きかける特性によって気温がならされるという。関係者が珪藻土の壁材のある室内の快適性に気付いて実証試験を行い、市などと共同で特許庁に出願していた。
 稚内珪藻土は、植物性プランクトンが堆積して化石化したもの。湿度の調整や消臭の機能があることで知られ、壁材やバスマット、コースターなどとして商品化されている。