丑年4日目

 丑年の順番がなぜ2番目なのか。昔、神様が元旦に挨拶に来た12番目までの動物を順番に、一年間その年のリーダーにしよう、というお触れを出した。
牛は自分が歩くのが遅いことを知っていたので誰よりも早く、前の晩のまだ暗いうちに出発するのですが、牛の背中に乗ってやってきたねずみが神様の御殿の門が開いたとたんに飛び降り1番に。(すばしこい?) 残念ながら牛は2番となり、干支の順番は2番目になった。
 動物の性格を上手く捉えた面白い物語で、この物語は後から作られたものとも言われており、順番には動物の優劣や特別な意味はないと考えた方が良い様だ。ちなみに他の国にもこの干支の物語は伝わっており、「ねずみが牛の背中に乗って行った」という話はほとんどの国で共通しているとの事。

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