丑年3日目

 学問の神様の菅原道真をまつる天満宮には丑(牛)の像が置かれているが、なぜ牛なのか。これは「菅原道真が丑年だった」「道真が暗殺されそうになったところを飼い牛が救った」「道真の遺体を運んでいるときに牛が座り込んで動かなくなったので、そこに埋葬した(その場所が大宰府天満宮)」など、牛と道真にまつわる様々ないわれからの様だ。また黙々と働く牛の様子は道真の教えにも通ずるものがあり、牛を神の使いとして祀っているそうだ。大宰府天満宮や京都の北野天神にはいくつか牛の像があるが、どの牛も座り込んだ姿をしている。

f:id:KouichiO:20210103202126j:plain