幌延の香り ズナラ樽で

 幌延町は、札幌の「北海道自由ウヰスキー」とのコラボ商品として、地場産ミズナラで作った樽に半年間熟成させたクラフトジン9148「1960 HORONOBE(ホロノベ)106」の販売を6月下旬に始めた。琥珀(こはく)色で個性的な味わいと香りが好評。
 北大天塩研究林、京都の樽メーカーなどの協力を得て、地場産ミズナラで製造した樽を使い、アルコール飲料の開発事業に取り組んでいる。
 今回のクラフトジンには個性的な香りを付けるため、町内で採取されたアカエゾマツやビャクシン、キハダ、もみの木、エゾニュウなどを漬け込んだ。さらに幌延らしさを出そうと町内で飼育されているトナカイの角も漬け込んだ。
 品名のうち「1960」は町制施行年、「106」はトナカイの漢字表記「馴鹿(じゅんろく)」に数字をあて、アルコール度数は町の北緯にちなみ45度にするなど「幌延カラー」を徹底した。1本700ミリリットル入りで希望小売価格4、950円。
 どうしんウェブより 

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