V2Hとは

  V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、「車(Vehicle)から家(Home)へ」を意味する言葉で、電気自動車によって蓄えられた電力を、家庭用の電力として有効に活用しようという考え方やシステムを意味している。
 全国に選定されたEV・PHVタウンなどで試行的にインフラ整備を進め、より本格的な普及への道筋を構築しようとしてる。PHVとは、外部の電源から充電できるタイプのハイブリッド車で、電気自動車のモーターと同時にエンジンも搭載している車のこと。
 EVやPHVの普及に不可欠となるのが、充電設備の整備で、方法として最も一般的なのは、家庭用のコンセント(100V/200V)を利用する方法。インフラ整備が進むにつれて、街角の多くの場所で充電設備が設置されつつあるが、未だその設備は不足ぎみだ。