猿払村給食センター新築

 猿払村は新年度、老朽化が進む村学校給食センターの移転新築工事に着手する。7月をめどに工事を始め、2025年1月の運用を目指す。食物アレルギーの児童生徒に対応した専用の調理室を設けるほか、親子料理教室や調理しながら栄養バランスなどを学べる研修室を併設し、食育の発信基地を目指す。
 現在の給食センターは1979年建設。老朽化により現行の衛生管理の基準が満たせないことから、村役場近くの村有地への移転新築を決めた。新しいセンターは鉄骨造り一部2階建て延べ床面積860平方メートル、建設費は9億8千万円を見込む。通常は小中学生300食分を調理するが、災害時には最大500食分の調理が可能な設備を備える。
 調理エリアでは衛生面の向上のため、床を乾いた状態に保つドライ方式を採用。食材の搬入から学校への配送まで作業が効率良く流れるようにレイアウトを工夫したとの事。
 どうしんウェブより

 
 完成予定図