新群生地展望デッキ

 アツモリソウはラン科の高山植物で、丸みのある淡黄白色の花弁が特徴。新たな群生地は旧群生地から150メートルほど離れた場所にあり、5年ほど前から花が増えた。道の交付金や、自然環境保護を目的にバッジを販売する「礼文島リボンプロジェクト」の収益を活用して町が3300万円を投じ、広さ20平方メートルほどのデッキと長さ約70メートルの遊歩道を昨年11月に完成させた。
 観光客をもてなすイベント「アツモリ感謝祭」が2日に始まり、小野徹町長や清水目剛・宗谷総合振興局長らがデッキの前でテープカットを行った。小野町長は「花を上から、間近で見られるので、ぜひ楽しんでほしい」と話していた。
 どうしんウェブより