一日に460トン放出

 東京電力福島第1原発の処理水を1日460トンを海洋に放出を始めたとのニュース。「廃炉と福島の復興の為先送りできない課題」として、海洋放水の方針を決定して2年余り。
 政府は国際原子力機関(IAEA)の協力を得て安全性を訴えてきたとしている。しかし、いくら安全とは言え敷地内に保管タンク約1基もあるのだ。2023年度に約3万1200トンを放出しても30年かかるのだ。
 政府・東京電力トリチウム監視体制を本格化するとしているが、風評評価は勿論の事、中国は水産物を道内産を含む全面禁輸としている。
 果たしてどこまでが安全なのか。大海とは言え、トリウムが放出されると安心できないものだ。