原子力廃棄物はどうなる

 日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センター(宗谷管内幌延町)が坑道を地下500メートルまで掘削する工事を始めたことを受け、道北の住民でつくる「核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会」は、同機構と同センターに掘削中止を求める抗議文を送った。
 抗議文では、「2028年度までの研究終了が延長されかねない」と批判。掘削準備の湧水対策工事を行っていた6月下旬、地下350メートルの坑道内で、メタンガス濃度が爆発の危険性が高まる5%以上に上昇したことに触れ「これまで以上に工事が危険性を増している」と指摘している。
 未だに、原子力廃棄物の処理に迷走しているなか、幌延地下は研究のみで実査に廃棄物は持ち込まないtと説明しているが、それで済むのだろうか。