稚内公園のベンチが老朽化

 稚内公園の「可動式ベンチ」が、今月下旬に撤去されることになった。管理するNPO法人稚内山野草同好会によると、老朽化に加え、同会メンバーの高齢化により維持が困難なったためという。
 稚内の景色を楽しんでもらおうと、同会が2011年夏に設置。ブランコ型のベンチで、1人乗り2台と2人乗り1台の計3台ある。海や市街地が一望でき、観光客や市民に人気があった。
 しかし、強風を受けやすいところにあるため、近年は塗装がよくはげ、修理に毎年5万円ほどかかっていた。土台の丸太も朽ち始めており、今年5月にはベンチをつるす鎖と丸太の接続部分が腐敗していると利用者から連絡があり、補強した。