国道、道道の幹線道路維持管理は?
 6月7日に、中山峠で乗用車同士が正面衝突し、2人が死亡した事故現場は約300メートルの区間で、センターラインが薄くなって見えない状態になっていた。
 現場の道路管理者は開発局、中央線は道公安委の管轄で道公安委の実務を行う道警によると、現場は峠のため、除雪作業は路面すれすれまで削ることが多いとの事。
 今回の事故が直接道路標識に関係しているかは別として、春の交通安全運動に始まり毎年数回行われているが、違反の取締りで十分と言えるのか疑問だ。まだ他にも同じ様な危険な道路がある様な気がする。
 同一場所に確認できない程標識が多く全部確認する間もなく通過してしまいそうな場所、カーブでもないのに追い越し禁止ライン、制限速度標識、凸凹な路面、急カーブ等、幹線道路と言えないのは・・・。
 道警は規制線が消えていることに関しては「誰でも分かりやすくするのが事故防止対策だ。来年度以降、雪解け後、できるだけ早く、塗り替え作業ができるよう検討していく」としているが、縦割りの役所ではなく、トータルバランスの取れた対策が必要に思われる。