道民出資でメガソーラー
 市民出資による風力発電に取り組んできた札幌のNPO法人北海道グリーンファンドが、大規模太陽光 発電所(メガソーラー)を建設する方向で検討を始めた。風力発電で培ってきた市民参加のノウハウを、メガソーラーに生かす。道央圏を中心に候補地の選定を 進め、出力は数メガワット(数千キロワット)、事業費は数億〜十数億円を想定。早ければ、来春にも着工し、夏にも発電を始めたい考えだ。
 同ファンドは2001年、宗谷管内浜頓別町に全国で初めて、市民出資による発電用風車1基を建設した。以来、石狩市で3基を建設・運営するなど、現在、 全国で12基の運営に参加。浜頓別の発電では道内外の217人から約1億4千万円、石狩では同じく915人から約7億円の出資を集めた。
 北海道新聞ニュースより