KouichiO2013-09-29

遠軽町丸瀬布の木材
エゾマツの森に囲まれた北海道遠軽町丸瀬布に在る「北見木材会社」が、ピアノで使用される鍵盤、本体を支える「支柱」等の木製部材を中国向けに、昨年度のゼロから2万台に増やす計画との事。
 現在日本で生産されるピアノ総数の2/3に北見木材が製造する響板(共鳴板)、鍵盤が使われている。
 響板はピアノの弦の音を増幅する重要な部品。ヤマハ静岡県と中国、インドネシアの各工場で、合わせて年間約10万台のピアノを製造する。北見木材は昨年度まで、国内で製造するほぼ全数の約2万台、インドネシアの3割ほどの約7千台に響板を供給してきた。