「ほっかいどう学」稚内で行われる。
 かでる講座第7回「知られざる北の国境」と題して、遠隔通信機を使って札幌の会場と結び、北海道新聞社相原秀起氏による講座が稚内市立図書館で行われた。
 1905年(明治8)ポーツマス条約締結にともない北緯50度以南の樺太が日本の領土となった。その時、天1号、天2号、天3号そして天4号と国境を示した国境標石の話。天1号から天4号の設置場所や現在保管されている博物館、さらに、北千島と択捉の国境などの興味深い話に、およそ30名の受講者は聞き入った。