国稀酒造で酒林飾られた
 日本最北の酒蔵、国稀酒造留萌市増毛町)で20日、新酒が出来た事を知らせる酒林(さかばやしー杉玉)が酒蔵の入り口に飾られた。この日の降雪で雪化粧した町に、緑色の酒林が映えている。
 酒林はスギの枝葉を束ねた緑色の球で、スギの殺菌作用で空気を浄化するとされる縁起物。同社は以前、自社で酒林を製作していたが、15年以上前から岐阜から取り寄せる様になった。
 この日は、今年仕入れた酒米で作った普通酒「佳撰」の原酒を絞った。同社売店内の玄関付近に直径約60センチ、重さ約15キロの酒林を、高さ約3メートルの天井からつり下げ、しめ縄を巻いた。玄関の外には直径約30センチ、重さ約1キロの酒林を飾った。
 どうしんニュースより