稚内公園、日本夜景遺産に指定
 稚内公園が、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローの本年度「日本夜景遺産」に認定された。留萌、宗谷管内では初。地元でもあまり知られていなかった稚内の夜景が「遺産」になったとの知らせに「稚内に夜景のイメージはなかったが、ぜひ新たな魅力の一つに」と驚きと喜びの声があがっている。
 日本夜景遺産の認定は、夜景の魅力を再発見してアピールしようと2004年に始められた。施設型夜景遺産、ライトアップ夜景遺産などの部門があり、本年度は約100カ所の候補地から、夜景検定の1級認定者「夜景マイスター」らが投票し、全国14カ所を選んだ。稚内公園は自然夜景遺産部門で選ばれた。これで道内17カ所、全国237カ所となった。
 稚内公園内の氷雪の門近くの遊歩道には蓄光石が埋め込まれ、夜になると光り、市北方記念館・開基百年記念塔は夏季(6〜9月)には午後9時まで営業するなど、実は夜間も楽しめる工夫が凝らされている。市都市整備課は「認定を機に、もっと夜の稚内公園の魅力を発信していきたい」としている。   どうしんウェブより
 写真愛好会の「フォト・W」でも、夏の花火大会を稚内公園から撮って作品作りをしており、更に多くの方に知って欲しいと願っている。