川口遺跡風景林

 

【天塩】続縄文期から擦文期(2300年前~700年前)にかけての大規模集落跡が発掘された川口遺 稚内から約70kmの隣町天塩町に、続縄文期から擦文期(2300年前~700年前)にかけての大規模集落跡が発掘された川口遺跡風景林がある。 新型コロナウイルス感染の恐れとなる「3密」になる心配もないことから、ひそかな人気との事。
 天塩川河口の河岸段丘上の国有林内に広がっている。南北に1.5km、幅200mにわたり、ミズナラやイタヤカエデ、トドマツなど森の中にある。東大や北大が発掘調査を行い、230もの竪穴住居跡が確認され現在でも、学芸員が訪れ調査が行われている。
 続縄文期の集落は、日本海岸ではほとんど見つかっておらず、学術的に非常に貴重な存在で、同時期に重なるオホーツク文化の拠点のひとつも見る事が出来る。
 どうしんウェブより