家畜ふん尿からメタノール

 興部町が、連携協定を結んだ大阪大と進めていた、牛のふん尿の発酵時に発生するバイオガスから燃料電池などに使われるメタノールを生成する実証実験が、世界で初めて成功した。硲一寿町長は「酪農から、エネルギーや化学製品の生産といった新産業を構築できるという希望が生まれた」と、喜びをかみしめる。今後は、研究を担った大阪大の大久保敬教授(光化学)と5年以内の実用化を目指すとの事。
 どうしんウェブより