天塩の魅力を高校生に

 自分たちが住む地域に目を向けてもらおうと、天塩町の企画広報係長菅原英人さんが「総合的な探求」学習の一環として天塩高の1年生に講演を行った。
 横浜出身で天塩に移住してきた菅原さんは、18日の講演で「天塩は明治期、木材産地として名をはせた。『天塩松』はヨーロッパなどにも輸出され、最高級のバイオリンにも使用されてきた」などと話した。
 さらに、天塩川はダムなどの構造物がない部分が約157kmと日本一の長さであることを紹介。カヌー下りのイベントも行われ、貴重な野鳥も間近で観察出来る事などを説明した。