EVの走行距離は?

  日産「リーフ」は量産EVの草分けとして2010年12月にデビューし、2017年9月、2代目となる現行モデルへとフルモデルチェンジ。2019年1月には、標準モデルの40kWhに対して、62kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターの出力もアップさせた「リーフe+」をラインナップに加えた。初代からのグローバル累計販売台数はすでに 50万台を突破している。
 また「リーフに変える。くらしが変わる。」のキャッチコピーからもうかがえるように、日産自動車は、リーフが家庭用の蓄電池代わりに使えることなど、人々のライフスタイルを変える存在であることをアピール。そのためのインフラづくりはもちろんのこと、政府や自治体、日産ディーラー等への働きかけによる充電スポットの拡充など、EVの普及に向けた積極的な取り組みを行っている。
 だが、寒冷地でのEVは室内の暖房や、後部窓やフェンダーミラーの熱線などに使用する電気が必要な為、一回の充電で走行出来る距離は一段と短くなってしまう。更に、エアコンを使用すると同様で諸元表には、その部分は記載されていない。