電気自動車の販売価格が高い

 電気自動車へ移行が進むと、関係企業で働いている雇用者を大幅に減らすことになる。何故なら電気自動車の製造はガソリン車ほど人の手による作業を必要としない一方で、異なるスキルセットを必要とする。
 クリーンな電気自動車あふれる未来は、有害な排気ガスの削減や気候変動の抑制に役立つかもしれないが、自動車業界で働く多くの人々にとっては、新しい技術や製造工程の導入によって彼らの仕事を時代遅れのものとし、職場を失うことになる。
 ガソリンエンジントランスミッション、排気装置など2万点以上の部品が不要となるから。また電気モーターとバッテリーは従来のパワートレインに比べてはるかにシンプルなため、自動車メーカーはより少ない人員で生産量を維持することができる。
 この様なコストダウンが可能なエンジンに比較して、現在発売されている電気自動車の販売価格は高すぎると思うのだが。