「酒林」作り

 新酒の季節を告げる杉玉「酒林」作りが、旭川市内の酒造会社「男山」で行われている。新酒販売が始まる24日から、男山酒造り資料館(永山2の7)の入り口に酒林を飾る。
 酒林は、秋田から取り寄せたスギの枝葉を、針金で作った球体の骨組みに差し込み、はさみで形を整えて完成させる。直径約1メートルで、重量は50キロほど。従業員の安全とおいしい日本酒ができるように、との願いを込めて作られる。同社では1899年(明治32年)から続く風物詩。