ラナルド・マクドナルドを調べる

 利尻島ワシントン大学のジョシュア・L・リード准教授が、鎖国下の1848年に利尻島に上陸したネイティブ・アメリカン系米国人の捕鯨船員ラナルド・マクドナルドを調べるため島を訪れた。7月16~18日にマクドナルドゆかりの場所を見て回ったほか、地元中高生と交流した。
 マクドナルドは捕鯨船が日本近海を通る際に小型ボートで遭難者を装って利尻島に上陸し、約1カ月過ごした。その後、密入国の疑いで長崎に送られ、幽閉されながらオランダ通詞(通訳者)に英語を教えた。
 ローカルニュースより