路線バスを上手に乗る為には

 路線バスの利用を促進しようと宗谷バスは15日、普段はバスに乗車する機会が少ない市民らを対象に、経済性や環境への優しさのほか、実際の乗り方を紹介する教室を市内緑地区で初めて開いた。
 宗谷バスが同地区を含むひばり町内会に提案して実施し、約30人が参加。教室では、市の高齢者運賃助成の制度や「自家用車よりバスを使う方が環境や健康にいい」といったデータを紹介した。
 また、路線バスの乗り方についても「時刻表に記載がない停留所では、手前の停留所の時間に合わせて待つ」「行き先を確認する」「整理券を取る」などと丁寧に説明した。参加者はバスに実際に乗車し、具体的な手順を確認した。
 参加者からは「シルバーカーは乗せられるのか」「乗換券をもらえる停留所は限られているのか」といった質問や、「1日乗車券など便利な乗車方法を導入してほしい」との意見が出ていたとの事。
 免許返納を促される高齢者ドライバーにとっては、普段バスを利用する機会が無い為、この機会に練習をしなければと思う。