国稀倶楽部 会員800人超す
 増毛町内の国稀酒造の酒をとことん楽しむ「国稀倶楽部」の会員が発足から8年で800人を超え、812人となった。品質を追求する地方の酒蔵にスポットが当たる日本酒ブームを追い風に最近、会員が急増した。年3回の定例会のほか、酒かすを使った甘酒を管内のイベントで提供するなど活動が浸透。自衛隊などの転勤族に加え、留萌の企業幹部らが加わるようになった。
 国稀倶楽部は2010年、当時の留萌支庁の職員が最北の酒蔵の消費拡大などを目的に「飲んべえどもで国稀を応援しよう」と設立。発足時の会員は11人。職員が留萌から転出するたびに新任者に入会と会員拡大が申し送りされてきたほか、札幌では支部も設立されている。
 どうしんウェブより