国稀限定酒

 日本最北の酒蔵として知られる国稀酒造が、創業140年を記念した限定酒の生産に力を入れている。11月下旬に販売開始した日本酒は、同社初となる「シャンパ酵母」を使用した香り高い仕上がりに。節目を迎えた老舗の「伝統と挑戦」を象徴し、売店で早くも人気を集めている。
 新商品の純米吟醸酒「エトワール ドゥ ノール」は昨秋、開発に着手した。酒米は町産の「吟風」を100%使用。シャンパンの醸造で使う酵母を取り入れたことで、白ワインのようなフルーティーな香りや、爽やかな酸味を楽しむことができる。
 商品名はフランス語で「北の星」を意味し、ラベルにきらめく星々がデザインされている。11月20日から800本限定で販売。
 どうしんウェブより