新酒の仕込み始まる
 旭川市の酒造会社「男山」で16日、新酒の仕込み作業が本格的に始まった。今季は酒米726トンを使い、新酒1,160キロリットル、一升瓶(1・8リットル)換算で約64万本。
 この日仕込んだのは秋田県産の酒米「美山錦」。蒸して冷ました新米を、水と麹(こうじ)、酵母の入った20キロリットルのタンクに移し、酒造りの職人「蔵人」が長さ4メートルのかい棒でかき混ぜて発酵を促した。約20日間発酵させ、しぼった酒を半年ほど寝かせ、来春には「男山」として販売する。酒造りは4月上旬まで行われる。