23年度の稚内学が終了
 稚内の歴史や文化を市民が一年を通じて学べる「稚内学」が3月、2年目の全講座を終えた。稚内市教育委員会が2010年度に始め、学芸員、元猟師、酪農家、アイヌ文化研究家など20人の豊富な講師陣をそろえ、毎回30数名が受講するなど人気が高い。
 講座終了にあたり、「稚内学は、地元の歴史や文化、産業など将来どんな街にしていくのか、市民が考えるきっかけになる講座したかった」と手島孝通教育長の挨拶があった。
 24年度も6月開講を計画しているとの事で、新年度からは小中学生向けの講座も検討している模様だ。
 尚、道民カレッジの「ほっかいどう学」に連携しており、1講座90分の受講で1単位が取得出来る。