B787、メーンバッテリーの過熱原因解析へ
 飛行中に発煙し、高松空港緊急着陸した全日空ボーイング787で、機体前方の電気・電子機器室のメーンバッテリー から電解液などが噴き出し、内部が真っ黒に炭化していたことが運輸安全委員会の機体調査で分かった。電解液の噴出で、バッテリーは重量が約5キロ軽くなっていたという。
 運輸安全委員会は、メーンバッテリーを取り外し、破損状況を調べた。過熱が原因とみて、バッテリー本体の解析を第三者機関に依頼するほか、配線や電気系統を制御するシステムに問題がなかったか調べるとの事。