高速道自動運転「16年末までに実現」
 17日、日産自動車カルロス・ゴーン社長は都内で講演し、2016年末までに混雑した高速道路で自動運転が出来る技術を導入することを明らかに した。日産は20年までに自動運転車を市販することを表明済み。
 16年末までに混雑した高速道路で自動でハンドルやアクセルなどを操作して走行する「トラフィック・ジャム・パイロット」を導入する。同時期には、運転操作が不要な自動駐車システムも幅広い車種に採用する。
 ゴーン社長は「18年には自動で車線変更ができるようになり、20年にはドライバーの操作無しで交差点などを横断できる技術を投入する」と表明。「自動運転は渋滞解消や高齢者支援などにもつながり、自動車業界にとって大きなステップになる」と指摘した。
 日本経済新聞ニュースより