KouichiO2016-08-15

「しらせ」6年ぶり
 海上自衛隊所属の南極観測船「しらせ」(1万2650トン、大鋸(おおが)寿宣艦長)が9月9〜12日、6年ぶりに稚内に寄港する。市が中心となって進める南極観測60周年記念事業のメイン行事で、船内の一般公開も予定される。
 「しらせ」は4代目の南極観測船として、2009年に就航。全長138メートル、幅28メートル。厚さ1.5メートルの氷を割りながら航行することが可能で、観測のための最新鋭の設備を有する。南極観測船稚内寄港は6回目。「しらせ」としては2010年に稚内に寄港した。
 9日午前10時に稚内港末広埠頭(ふとう)に着岸、12日午前10時に境港(鳥取)へ向け、出港する。入港時、打ち上げ花火や稚内大谷高吹奏楽部の演奏といった歓迎式典が行われる。
 10、11の両日、午前9時〜正午と午後1時〜3時に甲板やヘリ格納庫など船内が公開される。また、10日は60周年事業の一環として、稚内総合文化センターで海上自衛隊大湊音楽隊(青森)による演奏会と、防衛ジャーナリストの桜林美佐氏の講演も予定されている。
 どうしんウェブより