前線の停滞に伴って上川管内も20日、各地で強い雨が降り続いた。札幌管区気象台によると、旭川は24時間降水量(午後7時現在)が道内で2番目に多い130.5ミリを記録。幌加内では土砂崩れが発生、士別と名寄では河川が増水し避難指示が出るなど、週末の住民生活を直撃した。
 士別市は市温根別の38世帯に、名寄市風連町日進地区の110世帯にそれぞれ避難指示を発令。そのほか避難勧告などを受け、両市で一時約80人が農協支所やコミュニティセンターなどに身を寄せた。富良野市や中富良野幌加内、剣淵、東神楽の各町でも計30人以上が公民館などに避難した。士別市内は床上浸水が3棟、床下浸水が8棟発生した。
 どうしんウェブより