第9回点灯式

 稚内市内声問村の旧海軍大湊通信隊稚内分遣隊幕別送信所庁舎(通称・稚内赤れんが通信所)で7日、平和を願う灯籠78基がともされた。市民ら約40人が参加し、悲しい歴史を繰り返さぬよう、平和を祈った。
 稚内ユネスコ協会と稚内市歴史・まち研究会の主催。2011年から毎年、太平洋戦争が開戦した12月8日に合わせ、平和祈念の明かりをともしている。点灯式で、横田耕一・協会長が「開戦に至ったこの日を記憶にとどめたい。戦争の記憶をなくさないよう、たくさんの方々に伝えていきたい」とあいさつ。合図と共に明かりが一斉にともされた。
 どうしんウェブより