江戸時代に紋別でも飲まれた

 江戸時代の紋別で飲まれたというコーヒーを、当時の製法で再現する講座が20日、紋別市立博物館で開かれた。市民ら18人が参加し、歴史に思いを巡らせながら、現在のコーヒーとの味の違いを楽しんだとの事。
 市立博物館主催。紋別教育文化振興会によると、紋別に置かれた箱館奉行所出先機関「モンヘツ御用所」で1857年に書かれた文献に、幕府の役人が防寒を目的にコーヒーを飲んだという記載があり、それがコーヒーについて国内の公文書で確認できる最古の記述だという。
 宗谷には「津軽藩兵詰合の記念碑」があり、安政2年(1955)に幕府から警護を命じられた東北の藩士が派遣されている。
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