稚内高等学校100周年

 今年で創立100周年の稚内高等学校は4日、稚内総合文化センターで記念式典を行った。在校生や卒業生ら約800人が出席し、2万2千人以上の卒業生を送り出した同校の歴史に思いをはせた。
 式典は吹奏楽部の現役部員とOB、OGら約40人による演奏で幕を開けた。矢橋校長は挨拶で「本校は一貫して道北の有為な人材育成に大きな役割を果たしてきた」と強調。「伝統の上に革新を積み重ね、次の100年を輝き続けるべく挑戦を続けていく」と発展を誓った。
 稚内高は1923年(大正12年)創立の北海道庁稚内中と稚内町立実科高等女学校が母体。50年に後継の稚内高と稚内女子高が合併し、2011年に稚内商工高と統合した。現在は全日制の普通科、衛生看護科、商業科、定時制普通科がある。
 道新ウェブより