高梨沙羅選手ソチへの意気込みを
 ソチオリンピックのスキー、ジャンプ女子の代表に決まった上川町出身の高梨沙羅選手が札幌市で練習を公開し、代表決定後初めて「応援してくれる人たちに恩返しするためにもベストを尽くしたい」と意気込みを話した。
 高梨選手は、8日午前10時から札幌市の宮の森ジャンプ競技場で、ともに代表に決まった下川町出身の伊藤有希選手と一緒に練習を行った。
 8日の練習では、ジャンプ台の着地地点に雪が積もっていたことから、高梨選手は安全のため、課題としてきた着地姿勢は入れなかったが、これ以上飛ぶと危険とされるヒルサイズに迫る大きなジャンプを見せていた。
 練習のあと、高梨選手は「夢に見てきた舞台が現実になってうれしいです。オリンピックはテレビでしか見たことがありませんが、あんなにたくさんの人の前で飛べるのは楽しみです」と代表に選ばれた喜びを初めて話したうえで「ソチでは、応援してくれる人たちに恩返しするためにもベストを尽くしたい」と意気込みを示した。また、伊藤有希選手は「世界のトップ選手が集まる場で、自分も結果を出せるよう残りの1か月で精神面も技術面も磨いていきたい」と話していた。
 NHKニュースより