KouichiO2014-10-25

「珈琲法要」北海道初公演
 幕末の宗谷などで北方警備に当たり、寒さと栄養失調で大勢の藩士らが犠牲になった悲劇を描いた芝居「珈琲法要」がわっかない文化センターで行われた。
 1807年(文化4)、北方警備の為津軽藩士や農民ら約300人が宗谷に派遣された。うち100人は斜里へ移動し激寒の中、栄養失調による「浮腫病」に侵され72人が死亡。宗谷でも30人以上が犠牲になった。珈琲が浮腫病に効くと幕府が現地に配給されたのは、その約半世紀後だった。
 (劇の内容は今回省略)