最北の稚内でも
 ついに最北の稚内でも、くい打ちのデーター流用が明らかになった。旭化成建材が工事を請け負った建物でくいのデータの流用が各地で明らかになっている問題で、国土交通省の北海道開発局は、北海道稚内市東浦漁港の工事でデータが流用されているのが確認されたと発表した。
 旭化成建材が過去10年間にくいの工事を行った物件について北海道開発局が調べた結果、東浦漁港の屋根の支柱を支える28本のくいのデータのうち2本に不自然な点が見られ、旭化成建材が流用を認めたと言う事。
 北海道開発局は今後、旭化成建材や元請け業者と協議して安全の確認を行うとしている。