鶴居村「ふまねっと」で活気

 鶴居村の認定サロンではボードゲームなどを用いた「頭の体操」を実施し、市民の認知症予防などに貢献している。
 介護保険制度が導入された2000年度以降、高齢者1人当たりの給付額を減少させた北海道の自治体は20を超える。18年度の給付額減少率(01年度比)は鶴居村(37%減)が北海道で最大で、全国でも2位。「ふまねっと運動」をはじめユニークな手法で高齢者の認知機能改善を引き出している。
 ふまねっと運動は鶴居村が地域住民の運動機能を高めるために普及させたエクササイズで、網を踏まないようにリズムよく歩く。04年から道内を中心に普及した運動には歩行機能と認知機能の改善効果が期待で出来るという。
 日本経済新聞より