緑茶又はコーヒーで脳卒中
 緑茶を毎日、又はコーヒーを週に1杯以上飲む人は、脳出血脳梗塞を発症するリスクが1割以上低くなると言う研究結果を、国立がん研究センターがまとめた。
 その結果、緑茶を毎日2杯から3杯飲む人では、全く飲まない人に比べ脳卒中を発症する割合が0.86倍とリスクが1割以上低くなっていることが解った。又、毎日4杯以上飲む人では、リスクが0.8倍にまで下がり、さらに、脳出血にかぎると、毎日1杯で発症のリスクが下がり始め、4杯以上で0.65倍になっていた。
 一方、コーヒーも1週間に3杯以上飲む人で全く飲まない人に比べ脳卒中のリスクが1割以上下がり、特に脳梗塞は、週に1杯以上で0.86倍と低くなっていた。
 研究班は、緑茶やコーヒーに含まれる血管を保護する物質や血糖値を抑える物質が脳卒中のリスクの低下に関係しているとの事。
 NHKニュースより