れんが600個積み直し

 稚内市歴史・まち研究会と道建築士会宗谷支部は、市内恵北の旧海軍大湊通信隊稚内分遣隊幕別送信所(通称・赤れんが通信所)のB棟の崩れた外壁の赤れんがの積み直し作業をした。
 1941年(昭和16年)ごろに建てられたとされるB棟は、小屋組が木造の平屋(475平方メートル)。老朽化が進み、雪害で屋根が大きく崩れていた。本年度選ばれた公益財団法人太陽財団(札幌)の助成金1千万円を活用し、8月までに、建物内のガレキを撤去し、壁を鉄骨、望楼周辺の柱を木材で補強した。
 同通信所は31年(昭和6年)に開設。太平洋戦争開戦の引き金となった米真珠湾攻撃を命じる暗号電文「ニイタカヤマノボレ」を中継送信したとされる。
 どうしんウェブより
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