白滝産黒曜石

 遠軽の自然や歴史をテーマにした講座「ジオカフェ」が町芸術文化交流プラザで開かれ、町民ら約20人が国内各地の遺跡で見られる白滝産の黒曜石について学んだとの事。
 白滝ジオパーク推進協議会の主催で、講師は同協議会の本年度研究助成を受けた新潟大助教の青木要祐さんが務めた。
 専門の考古学の観点から、後期旧石器時代(約3万~1万5千年前)に現在の山形県新潟県に持ち出された白滝産黒曜石の特徴などを解説。「津軽海峡を越えて本州に運ばれ石器として使われた白滝の黒曜石は、現代のジャガイモやアスパラと並ぶ地域の最古のブランド」と述べた。