初受賞の三千桜

 2022年度の新酒鑑評会の純米酒部門で、東川町の三千桜酒造が初めて金賞を受賞した。2020年に創業地の岐阜県から東川町に移転後、地元に愛される酒蔵を目指してきただけに関係者の喜びはひとしお。このほか、上川管内の酒造会社4社も金賞を受賞し、管内の全5社が金賞に輝いた。
 金賞に選ばれた三千桜酒造の「純米吟醸 彗星(すいせい)55」は、東川町農協の有志が同酒造のために作った酒米「彗星」と大雪山旭岳源水からできている。フルーティーな甘みときつすぎない香り、キレの良い味わいの総合的なバランス力が高い評価を受けた。
 どうしんウェブより